YouTubeではしきりに「好きなことで生きていく」という言葉が流れていてそれに感化されてYouTuberを目指している人はたくさんいます。
しかし、実際にYouTubeの動画配信のみで生活できるほど稼げる人は2%くらいだと言われています。
つまり、98%の人は専業YouTuberとして生きていけません。
そう言われるとやっぱりサラリーマンとして一生懸命働いていたほうが得だと思えるかもしれません。
日本の労働環境は先進国の中でも最悪
日本の労働環境は世界的に見ても最悪です。
ヨーロッパとか行くと普通の労働者でも昼間からお酒を飲んでいたり、バカンスで1か月くらい遊んで過ごしている人はいくらでもいます。
30年くらい前の人たちは紙とペンだけで仕事をしていて今考えればめちゃくちゃ効率の悪い仕事をしていました。
それでも日本だってバブルの時代は裕福な人がいっぱいいて楽しく過ごしていたわけです。
現在ここまでテクノロジーが発達しているのに未だに週5日8時間労働を強いられ、さらに残業をしても仕事が終わらないってどういうことでしょうか。
日本の経済は今後も悪化し続け生活はどんどん苦しくなっていくでしょう。
変化の早い現代社会ではリストラや倒産など日常茶飯事なのでいつ生活が破綻してもおかしくありません。
今後もたくさんの企業が次々と倒産したり、買収されたり、大規模なリストラを行うのでそれに巻き込まれるサラリーマンたちの生活はいつどうなるのか分かりません。
明日は我が身だと思えば、このようなニュースは深刻な話ではないでしょうか。
最悪な労働環境は日本人の歪んだ価値観が生み出している
日本人はみんなが平等でなければいけないという価値観を強く持っています。
世界で最も成功した社会主義国家は日本であるという皮肉があるくらい社会主義的な側面が強いのです。
どう生きるのか基本的には自由だと言われていても9割の人が不安定で危険なサラリーマンという生き方を選択し、終身雇用を支持しています。
トヨタの社長が「終身雇用を守るのは難しい局面に入ってきた。」とコメントしてネット上で騒ぎになったことは記憶に新しく、若者世代も終身雇用を望んでいることが伺えます。
好きなことをして稼いでいる人を見るとずるいとか悪いことをして稼いでいるんじゃないかとかたまたま今はYouTubeで稼げているだけで将来性がないとかいろんなことを言う人がいます。
日本というほぼ鎖国状態で落ち目の国にいる人たちと接していると歪んだ価値観を植え付けられ少数派の意見は批判されます。
だから僕はこんなブログを書いていることを友人や家族など誰にも言わずひっそりと始めました。
落ち目の日本よりイケイケのGoogle
YouTuberやブロガーの収入源は基本的に広告収入です。
GoogleAdsenseなどでGoogleから価値が認められればそれだけ多くの収入を受け取ることが出来ます。
残念ながらGoogleは週5日8時間休まず働く人よりも、YouTubeでくだらないことを喋って動画配信している人の方が何100倍も価値が高いと判断して有名YouTuberにはこれだけ多くの報酬を与えています。
インターネットの市場は未だ成長産業で今後もずっと伸びていくことでしょう。
インターネット広告市場は2017年にテレビを抜いて2021年には世界市場の過半数を占めるようになると言われています。
落ち目の日本でせっせと働くよりもイケイケのGoogleから広告収入を得る方が将来性があるのは明らかではないでしょうか。
今は趣味をインターネットに接続すればお金に変わる時代です。
何をやるのか、どうやって稼ぐのかは自由でそれを考えること自体が好きなことで生きていくということだと僕は考えています。
好きなことで生きていくことは最も将来性のある生き方なんですよという話でした。
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