日本は早くベーシックインカム制度を導入した方がいい

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現在、世界中で注目され議論されているベーシックインカム制度についてご存知ですか?

ベーシックインカムとは年齢・性別・所得の有無を問わず、すべての人に所得保障として一定額の現金を支給する制度のことです。

日本では定年を迎えた人には年金、何らかの事情で働けない人には生活保護、失業者には失業保険などの社会保障制度によって所得がないひとを支える仕組みが用意されています。

しかし、生活保護や失業保険を受け取るためには一定の審査があり、満足のいく額が支給されなかったり、全く支給されなかったりして憲法で保障されている「最低限度の生活」を送れない人もいます。

また、AIの普及などにより人間の仕事がどんどん奪われていく可能性が示唆されており、特にスキルを持たない人間は働き口がなくなってしまうかもしれません。

今後は今よりもはるかに大きな貧困や経済格差の拡大は避けられませんし、これらは治安の悪化や国力の低下を招きかねません。

そこでベーシックインカムという制度が考えられ、アメリカやカナダ、オランダ、フィンランドなど多くの国が導入実験を行っています。

もし、日本でベーシックインカムが導入されたらどうなる?

もし日本でベーシックインカムが導入されたらどうなるでしょうか。

まずはベーシックインカムの導入によって期待できる効果以下の通りです。

ブラック企業が消滅

多くの人はたとえブラックな環境でも生活するためになんとか耐えて働くことを選びます。

だから、ブラック企業は今も残り続け多くの人は今日も精神をすり減らして遅くまで働いているわけです。

しかし、毎月最低限の生活資金が保障されれば無理してブラック企業で働く必要もありません。

本来やりたかった仕事にチャレンジできる

多くの人は生活費を稼ぐためにやりたくもない仕事をやっています。

しかし、生活が保障されているのであれば本来やりたかった仕事や活動に打ち込むことも可能です。

個々の生活満足向上という意味では非常に意味のあることだと思います。

不当解雇の合法化

企業には労働者の生活を守るための義務があります。

それでも企業にとって労働者はリスクでしかないため不況に伴いリストラするなどあの手この手を使って人員を整理したいという気持ちがある。

しかし、労働者の生活は国に保障されているなら労働者の生活を守るための義務を負う必要もありませんよね。

企業は利益を上げるために全力を尽くし、時には必要のない人をサクッと解雇しても問題ないはずです。

行政コストの大幅削減

日本は社会保障制度の手厚い国の一つだと思います。

年金制度や失業保険、生活保護などの仕組みがあり、各自治体ごとに相談窓口や生活保護の審査を行うなどのために多くのコストをかけています。

ベーシックインカム制度は無条件に支給されるのでこれらの行政コスト減らすことに繋がります。

当然、これらの仕事を行っていた公務員は解雇されることになるという問題もありますが、、、

生活保護が行き届かない貧困層が救われる

日本には生活保護を受けられるレベルで生活をしていながら生活保護の審査が通らず生活保護を受給できない人もいます。

そんな隠れた貧困層は全国で約2000万人以上いると言われています。

ベーシックインカムの導入はこういった貧困層を救う手立てになるのではないかとも言われています。

少子高齢化対策になる

日本が少子高齢化社会になってしまった背景として子供を産むことがリスクになってしまったからです。

先行き不安な将来を見据えながら結婚して妻と子供を養えるのかという疑問は誰もが一度は頭をよぎったことではないでしょうか。

ベーシックインカム制度が導入されればむしろ子供を産んだ方が子供の分のベーシックインカムによる収入で世帯収入が増えるわけです。

これは助かりますね。シングルマザーも生きやすい世の中になると思います。

地方が活性化する

ベーシックインカムの給付額が一律ならば、物価の高い都会に住むよりも物価の安い田舎に住んだ方が得です。

現代ではインターネットの発達もあって都会に住んでいなくても多くの情報は手に入る。

ベーシックインカムは地方移住をするための動機づけには十分です。

一方で問題点としてこんな声も

ベーシックインカムによって働かない人が増えるのでは

日本には昔から「働かざる者食うべからず」という言葉があるように働かないことは悪いことだと考えられてきました。

この考え方はいまだに根強く働かずに生活している人に対して抵抗感を示す人もいます。

街のゴミ拾いなど簡単なボランティア活動に参加することを条件にするなどの工夫をしてみるのもいいかもしれませんね。

お金を稼いでいる人にもお金を配るのか

無条件に国民全員にお金を配るので例えば年収1億を超えるような超大金持ちの人にもお金を配ることになります。

あくまでシンプルで平等に最低限度の生活が出来る資金を配るわけですが、超大金持ちの人も対象にお金を配ることに対して抵抗感を示す人もいます。

超大金持ちの人からすれば最低限度の生活が出来る程度の資金なんてどうでもいいような金額なわけですが、それをみんなと同じように受け取るだけで世間から妬まれるなんて大変ですね。

ベーシックインカムを受け取りたくない人は辞退するなどの選択が出来るようにする仕組みも必要かもしれませんね。

外国人が増えるのではないか

ベーシックインカムによって少子高齢化対策になる一方で、豊かさを求めて日本に移住してくる外国人が増える可能性もあります。

人口増加という意味では子供が増えるのも外国人が増えるのも同じなんですが、外国人が日本に来て楽な生活していたら怒る人多そうです。

税金を垂れ流してドブに捨てているとまで言う人が出ないことを祈りますが、外国人に対して抵抗感を示す人も多いです。

結婚する必要がなくなるのではないか

いまだに男は外で働き、女は家庭を守るみたいな考え方を持っている人もいます。

それがベーシックインカムが導入されたらどうでしょう。

女がシングルマザーで生きてても問題ないわけで男って必要のない存在になってしまいます。。。

もちろん夫婦で育児をするのが理想なわけですが、男は自らの存在意義を新たに見つける必要がありそうです。

財源はあるのか

例えば、日本の人口1億2千万人に毎月7万円支給しようと思えば、年間100兆円以上の予算が必要になります。

これは日本の国家予算に匹敵する金額です。

日本は40兆円の税収と60兆円の借金を背負って国家予算を組んでいるほど超赤字の借金大国です。

さらに100兆円の予算がどこにあるのかという点が指摘されています。

実現するためには行政や税制面で大きな改革が必要になるでしょう。

ベーシックインカムは現代の希望

ベーシックインカムの是非については意見が別れますが、導入出来れば夢のような制度ですよね。

問題も多く指摘されるわけですが、結局のところやってみなきゃわからないってところが正直なところです。

現在の日本は世界的に見ても治安のいい国の一つですが、今後貧困問題は確実に国の治安を悪化させます。

彼らも生きるために必死なので、お金がなければ万引きしてでも食べ物を調達しなければいけません。

それくらい追い込まれる人が今後増えていくことを想像してみてください。

ベーシックインカム制度はそんな厳しい社会を生きるための希望なんです。

増税は免れませんが、国民の生活満足度は大きく向上することでしょう。

 

2 件のコメント

  • 障害者年金が貰えるレベルではない程度の持病と障害があります
    食べる為に
    死ぬかと思うくらい酷く疲れながら必死で働いてきました

    これから先更に体力、気力が落ちるといよいよ早く死にたくなります

    鬱病や自殺を減らす為にも早くベーシックインカム導入を切に願っています

    • コメントしていただきありがとうございます。
      大変な思いをされてきたのですね。
      悲惨な戦争を経験した歴史があるから今の平和な日本があるように何かきっかけがあればベーシックインカム制度が導入される日がくると思います。
      世の中がこれからどうなっていくのか知りませんが、お互い頑張って生き残りましょう。

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