好きなことでお金を稼ぎたい
最近「好きなことを仕事にする」とか「好きなことで、生きていく」とかそういったメッセージを多く見かけます。
ユーチューバーやインスタグラマーなどのインフルエンサーの影響が大きいのかな。
そういう方達を見ているといつもキラキラしていて楽しそうですよね。こんな風にお金稼げたらいいなって思いません?
実際は見えないところでめちゃくちゃ努力しているんですけどね。いったん、その点は目をつぶりましょう。
とりえあず、自分も好きなことをして楽しい人生を送りたいと考えてる人多いんじゃないでしょうか?
そこで半分以上の人が最初にぶち当たる問題があります。
それは
- 「そもそも好きなことがない。」
- 「自分のやりたいことが分からない。」
- 「好きなことはあるけどスキルがない。」
という問題です。これが解決しないと何も始まりません。
とはいえ、その気持ちはめちゃくちゃわかりますよ。。。
僕だって何もないところからとりあえずブログを始めたわけですから。
学生時代、国語のテストがいつも30点くらいだった僕が最初からまともな文章が書けるはずもなく、なぜブログを始めたのかと思うことが何度もありました。
いまだに何を書いたらいいのか分からなくて特に方向性もないまま、思いついたこと書いている状態です。
でも続けていくうちにだんだんと方向性は決まってきて、気が付いたらブログで自分を表現すること自体が楽しいと思えるようになりました。
つまり、好きなことは頭で考えて見つけるものではなく行動を繰り返すうちに好きになっていくものなんです。
行動って具体的に何?
好きなことを見つける方法は行動することです。
しかし、行動という言葉では抽象的すぎて分かりにくいと思うので、もう少し掘り下げていきたいと思います。
そもそもなぜ好きなことがみつからないのか。好きなことって何でしょう。
- 美味しい物を食べること。
- テレビやYouTube、映画を見ること。
- 音楽を聴くこと。
- ゲームをすること。
- ショッピングをすること。
- 遊園地やテーマパークに行くこと。
- スポーツ観戦をすること。
- 漫画を読む、アニメを見ること
これらの行動ってだいたいみんなが好きな行動の一つだと思うんですよね。
好きなことが見つからないと悩んでる人ほどこれらの行動を好み、習慣的にしていると思います。
これらすべてに共通するのは受動的娯楽であることです。
自分が楽しんでいるというより、誰かに楽しませてもらっているという状態です。
おそらく、好きなことが見つからないと悩んでいる人にとってこれらの行動はなんか違いますよね?
好きなことを見つけるために必要な行動とはこのような受動的なものではなく、自分が主体的に何かをすることです。
消費する娯楽から生産する娯楽へ
好きなことが見つからない人への処方箋として、習慣的に行っている行動を見直してみることも一つの方法です。
あなたの好きな娯楽は何ですか?
もし、あなたがテレビを見ることが好きなら、動画を提供する側ではなく作る側に回ってみるのはどうでしょうか?
音楽が好きなら、聴くばかりではなく自分で好きな曲を作ってYouTubeに配信してみたらどうでしょうか?
漫画が好きなら、自分で面白いと思う漫画を描いてみたらどうでしょうか?
このように、消費する娯楽から生産する娯楽に回ってみると良いです。
自分で生産する娯楽はその内容をすべて自分でコントロールすることが出来るので非常に面白いです。
いくらテレビが好きでも面白くないと感じるときだってあると思います。
「このシーンなんでこうしなかったんだろう。」
「こうした方がもっと面白いのに。」
と心の中で思ってることを製作する側に立てばその通りにすることができます。
消費する娯楽に飽きてしまってつまらないと感じるようになったら消費する娯楽から生産する娯楽へ移行するときではないでしょうか?
人は基本的にどんなことも好きになれる
それでも好きなことが見つからないという人は好きか嫌いかは置いといてとりあえずやってみることをオススメします。
娯楽って世の中にはいっぱいあって基本的には何をしても楽しめますし、好きになれると思うんです。
ただし、好きなことを仕事にするためにはそれなりに技術や時間、資金が必要なので敷居が高い場合が多いです。
多くのことは好きかどうかを判断する前にそもそも出来ないんです。
自分の曲を作りたいと思っていても音楽の知識がゼロでは何から始めればいいのか分からないでしょう。
とりあえず、楽器が弾けるように努力するところからスタートしてみても最初は楽譜も読めないし、指は思い通りに動きません。
たとえ、そんな苦悩を乗り越えて曲が完成したとしても誰も見向きもしないかもしれません。
それでも挫折せず、出るかもわからない結果を出すために続けられますか?
好きなことを見つけるって簡単そうで結構難しいことなんです。
僕はテニスが好きなのですが、もし5歳くらいからテニスを始めていて非常に高い技術を持っていたら今頃コーチとしてテニスを教えていたかもしれません。
実際に、僕の友人にはそうやってテニスのコーチをしている人もいます。
生まれた環境に恵まれていて物心ついた時にはそれなりの技術を持っている人は羨ましいです。
しかし、好きなことを仕事にしている人の多くはそんな環境に恵まれているわけではなく、めちゃくちゃ努力した結果だったりします。
まとめ
好きなことなんて頭で考えても見つかるわけがありません。
とりあえず、やってみることが重要です。
最初は面白くなくてもだいたいのことはスキルを身に付けていくうちに好きなことになっているでしょう。
それでも好きになれないことであれば、さっさと次の面白そうなことを始めてみればいいんです。
好きなことが見つからないといつまでも頭で考えているよりはよっぽど効率よく好きなことが見つかると思いますよ。
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