私の父の学歴は高卒で大学には行っていません。
当時は大学へ進学する人も少なかったとはいえ、会社では大卒ばかりが優遇されて苦労したらしい。
だから大学くらいは必ず卒業しろと言われ私もそんな話を聞くと大学は出なきゃという気持ちになったのを今でも鮮明に覚えています。
とはいっても私は落ちこぼれの中の落ちこぼれで行ける大学と言えば誰でも入れるような大学。
当時はそれでも大学は大学。大学に行けば豊かな人生が歩めると勝手に思っていました。
それから7年が経ち大学を卒業して就職して立派なサラリーマンとして働いていますが、大学に行く必要があったのだろうかと今でも考えます。
だって考えてみると600万もの学費を払って4年間遊んでいる間に高卒で就職した人たちは1000万くらいは稼いでいるのですから高卒で働いている人に対して引け目というか劣等感を感じずにはいられないわけです。
有名大学を卒業して大手企業に就職したり大卒でなければ出来ないような仕事をしている人には関係のない話かもしれませんが、私のように経営学部出身の特に何も身に付けることなく大学を適当に卒業しただけの大卒の方は同じように思っているのではないでしょうか。
しかし、安心してください。落ちこぼれ大卒にも一つだけ強みが残っています。
それは大学生時代に日々レポートに追われた結果、嫌でも身についた文章処理です。
私の知る限りでは高卒の人も4年間ただ働いていただけで大卒に比べて差が出るほどたいして何も身についていません。
長文の文章や本を読むことだってめんどくさがってしませんし、書くことなんてほとんどありません。
一方で文章を書くのが下手で定評のある私でもこれくらいの文章はすぐに書けてしまいます。
本を読んだりして情報を集めない人はただ働いているだけのロボットと変わりませんのでその生活から抜け出すことはありません。
知らず知らずのうちに自分の頭で考え行動することを身に付けた人たちは成功するためにたくさんのことを生涯にわたって学び続け成長し続けることが出来ます。
これをめんどくさがり無駄だと煽るたくさんの高卒の人を見ていてこんな私にも強みがあると思うのでした。
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